日常生活をラクに&イライラを減らす、育Work幸せ家電ベスト10【2020年11月版】

日常生活をラクにし、日々のイライラ・モヤモヤを減らしてくれる便利な家電。今回は、日常にちょっとした心の余裕をもたらしてくれる、こうした便利家電を「幸せ家電」と呼び、「育Work」編集長の筆者独断による、イチオシベスト10をご紹介します。メディア「育Work」開始から約1年半、これまでの取材と自身の経験を踏まえ、便利さや使用頻度、コスパなどの面から順位付けしました。すでに使用している方にとってはおなじみのものばかりですが、まだ購入されていない・購入を検討中の方のご参考になれば幸いです。

第1位:乾燥機付きドラム式洗濯機

1位は(使用している方からは)1番便利なものとして必ず挙がる「乾燥機付きドラム式洗濯機」です。

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2020年10月1日
シンプルな機能を押さえた10万円台から高機能なものだと30万円台まである高額な商品でもあります。ヨドバシドットコムの売れ筋No1(2020年11月16日時点)は、シャープ SHARP・ES-S7E-WL [ドラム式プラズマクラスター洗濯乾燥機 洗濯7kg/乾燥3.5kg 左開き ホワイト系]で、価格は15万5,530円(税込み・以下同)となっています。

検討で使用したカタログ

高額商品なうえ、乾燥機能に不安があり(本当に乾くのか・生乾きっぽくなるのでは)と、実はずっと購入を躊躇していた筆者。取材時にお話いただいた「カラッと乾きますよ」という声も参考に、2020年の1月に購入しました!
感想は「今まで買ってなかったことを深く後悔……」です。きっちり乾くのはもちろん、雨の日の部屋干しの生乾きのイライラや洗濯物をうっかり干し忘れるというブルーな事件も起こることがなくなり、まさに「幸せ」家電というにふさわしいでしょう。購入にあたって、色々と検討しましたので、個人的な購入体験記は別記事でご紹介したいと思います。

※なお、筆者は家電の購入の際は(値ごろな型落ち品も扱っており、配送スピードが速く使い慣れた)Amazonがメインの購入先ですが、この洗濯機のように設置が必要であったり、最新のものが欲しい場合は(設置日程調整も含めて購入がスムーズな)ヨドバシドットコムがメインの購入先です。

第2位:食洗機

第2位は「食洗機」です。こちらも(使用されている方は)便利なものとして1.2番目に挙げる方がほとんどでした。筆者は、食洗器が(10年以上前の独身時代から使用しており)もはや生活の一部となっているため感謝の念が薄れつつあったのですが、以前食洗器を購入した友人が「これは家庭を幸せにする、まさに『幸せ家電』だ!」と言っていたことが、今回の「幸せ家電」というタイトルの由来になっていることからも、2位としました。
価格もシンプルなものは値ごろで、2020年11月時点、Amazonでベストセラーとなっていた下画像「アイリスオーヤマ 食洗機 食器洗い乾燥機 ホワイト ISHT-5000-W」は2万9,799円でした。

なお(キッチン下部に設置する)ビルトインタイプは、容量が大きく、使用勝手はさらに良いものです。ただし、本体価格とは別に取り付け費用がかかるうえ取り付け可能なキッチンである必要があります。住宅設備工事を提供している「交換できるくん」のサイトによると、人気No1は、「パナソニック ビルトイン食洗機 M8シリーズNP-45MD8S・スライドオープン・ディープタイプ・ドアパネル型」が本体10万9,956円(税込・特価)+工事費3万8,500円(税込)=14万8,456円でした。

第3位:ホットクック

第3位は商品名を名指ししての「ホットクック」です。これも、使用している方からは、必ず名前が挙がる便利家電です。1位と2位の商品と比べ、設置の問題や値段などのハードルが低いため、導入しておいて損はない!家電と言えます。2020年11月16日時点で、私が購入したものと同じタイプの下画像「シャープ ヘルシオ ホットクック 電気 調理 無水 鍋 2.4L(2~6人用) スマホ連携 レッド KN-HW24C-R」はAmazonで、4万800円でした。

筆者も、(汁物・煮物専用と思われがちなのですが)「炒める」機能も含めて毎日のように利用している愛用者です。「調理の過程で「火」から解放されると、こんなにラクになるんだ」と実感させてくれる1品です。「毎日のホットクックレシピ」といったレシピ本も多数出ています。

第4位:電動アシスト付き自転車

第4位は「家電なのかわからないけど」という前置きがありつつ、毎回のように名前が挙がった「電動アシスト付き自転車」です。特に保育園・幼稚園への送迎はもちろん(「これがなかったら通園は続けられなかった」という声もありました)、「習い事やちょっとしたお出かけにも重宝する」とのことです(実は、私も目下検討中です)。ブランドは「Panasonic」「YAMAHA」「BRIDGE STONE」のほぼ3択。価格帯は13万円程度~20万円が主流という感じです。

ママチャリによる幼稚園の送り迎えで鍛えた脚力を活かして競輪選手になった方(高松美代子さん)が以前、話題になりました。高松さんはもちろん特別な方だとは思いますが、経緯がうなずけるほど、(電動アシスト無しの)自転車送迎は体力・脚力が必要と言えるでしょう。

第5位:マキタのコードレス掃除機

コードレス掃除機は色々あるのですが、ここではあえて「マキタ」の「コードレス掃除機」を5位とします。抜群のコスパと使い勝手という点も含めて「マキタ」がいい、という声が多かったからです(私も5年ほど前から愛用者です)。

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2019年9月4日
Amazonのベストセラー(2020年11月16日時点)は下画像、「マキタ コードレス掃除機CL107 紙パック式 標準25分稼働/充電22分 軽量定番モデル 10.8Vバッテリ充電器付 CL107FDSHW」で価格は1万4,135円です。

マキタはコードレスで1万円以下の商品があるなど、値ごろにかかわらず、業務用でも使用されているとあって吸引力は十分、しかも軽量、という事がイチオシのポイントです。上記Amazonでも、レビューが6,579個(同時点)でついており(☆が4つ半)、購入者の満足度がうかがえます。普通の掃除機を出してまで掃除するのがおっくうというときや掃除ロボの掃き残しが気になるときなど、ささっと掃除ができるのが非常に良いです。

第6位:シャープヘルシオ(調理用・オーブンレンジ)

続いて第6位はホットクックと姉妹製品とも言える「シャープヘルシオ」です。(ここからは、さらに「独断」の色合いが強くなってきますがご容赦を)ヘルシオは、勝間和代さんが『勝間式 超・ロジカル家事』でイチオシされていた家電です。

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2019年5月20日
Amazonのベストセラーは下画像「シャープ ヘルシオ 30L 2段調理タイプ レッド AX-XJ600R」で7万円(11月16日時点)、サイズが一回り小さい「シャープ スチーム オーブンレンジ ヘルシオ 18L 1段調理 レッド AX-CA400-R」は3万5,800円(同)となっています。

ホットクック同様、「火」を使わないで様々な調理ができるという点で、ストレスフリーだろうというのは想像しつつ、筆者が活用しておらず便利実感を得られていないことから、第6位としました。今後、順位を上げるかもしれません。

第7位:お掃除ロボット(ルンバなど)

お掃除ロボット」の代表格ルンバを8年ほど前から筆者は利用しており、確かに便利です(シャカシャカと動き回って掃除している様子は健気にも感じます)。当時、シンプルな型落ち品で6万円前後だった記憶がありますが、現在は2万円台から出ているようです。下画像「ルンバ 606 アイロボット ロボット掃除機 高速応答プロセスiAdapt搭載 ブラック R606060」は2万8,314円でした(11月16日時点)。

現在のAmazonでの「掃除ロボット」ベストセラーは下画像の「Anker Eufy RoboVac 11S」で価格は1万7,800円です(11月16日時点)。掃除ロボットはルンバ一強時代より、全体的に価格は下がっているようです。

ただし、お掃除ロボットはある程度、部屋が片付いていないと使えない、というのが最大の弱点です。また、掃除を全部しないでホームベースに帰ってしまったり、さほど広くない部屋ではガコンガコンと色々なものにぶつかり、「エラー〇〇」というルンバの声を聞く際、自分の部屋や片付け具合に残念な感じを覚えることを考えあわせて、第7位としました。ただ、そうした不満を受けてか、最新のルンバは、部屋の間取りを学習するようです。(下画像「ルンバ s9+ アイロボット ロボット掃除機 自動ゴミ収集 ブラック S955860 」)。写真上部は、ルンバ中のゴミを自動で収集してまとめて捨てるためのスペースです(ダスト容器30杯部分)。価格は、18万6,780円(Amazon・11月16日時点)でした。

第8位:布団乾燥機

第8位は「布団乾燥機」です。布団を干さなくても、ほんわか布団が軽く&温かくなるまさに「幸せ」家電と言えます。雨の日や湿気の多い日はとくに、さらにその便利さが感謝したくなる家電です。値段も1万円前後からあり、1台持っていて損はない家電の1つでしょう。ただ、布団の乾燥は毎日、必須ということではないので、第8位ということにしておきます。下画像「アイリスオーヤマ 布団乾燥機 カラリエ 温風機能付 マット不要 ツインノズル 布団2組・靴2組対応 ホワイト FK-W1-WP」がAmazonのベストセラーで、価格は9,875円(11月16日時点)となっています。

第9位:リクック熱風オーブン

これは商品名の「リクック」とあるように、揚げ物などを再度、カラッとした仕上がりで温めたい際に便利な商品です。私は5年~ほど前に商品を知ってとても感動し、即購入したのですが、調理用のオーブンレンジでも同様のことができる(らしい)ため、それほどありがたみを感じない、という方も多いかと思います。それでも、我が家ではいまも現役で活躍してくれているため、第9位にしました。現在の最新の機種(下画像)は「アイリスオーヤマ リクック熱風オーブン FVX-M3B-B ds-2188146」で1万4,800円です(Amazon、11月16日時点)。

第10位:スマートスピーカー

第10位は、Amazon echoやGoogle Homeなどの「スマートスピーカー」です。こちらは取材時に様々な家電と連携して重宝しているとお聞きし、(なかなか手が空かない)子育て世帯にとってより便利に感じるだろうなと思いました。

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2019年11月27日
echoのAmazonでの売れ筋は下記画像のディスプレイタイプ「Echo Show 5 (エコーショー5) スマートディスプレイ with Alexa、チャコール」で9,980円となっています(11月16日時点)。

我が家には、Google Homeがいますが、天気予報を聞くくらいで十分活用できているとは言えませんので、今後より便利な連携を試したいと思います。

以上、1位から10位をまとめたのが下表です。

今回(2020年11月更新版)は最低限の情報のみをご紹介しましたので(そして私見が多い記事で恐縮です)。今後、情報を順次、拡充していきたいと思います。もし、おススメの家電情報がありましたら下記フォームからぜひ教えてください。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

小林麻理

ビジネスコンテンツライター、社会保険労務士、本サイト運営人。企画・編集オフィスライト(https://officewrite.wordpress.com)、社労士事務所ワークスタイルマネジメント(https://workmanage.net)代表。1978年千葉県生まれ。2000年早稲田大学法学部卒業、NTTデータ入社。2003年に出版社(商業界)に転職、その後、翔泳社を経て、2013年3月に独立。現在、3歳の娘の育児中。